ふるカフェ系・ハルさんの休日が出来るまでの話。

私にはもう一つ、大切にしている思い出深いドラマがある。
矢島弘一 2025.12.10
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3回に渡り「向田邦子賞」のことと

ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」について綴ってきたが

実はその前にあるテレビドラマを書いているのだ。

NHK E-テレで2015年のパイロット版放送から今年で10年を迎えた

「ふるカフェ系ハルさんの休日」である。

(※パイロットとは、簡単に言えばお試し的・テスト的な意味)

10年前と言えばそう、毒島を書く前・・・

つまりは単発ドラマで言えば「ふるカフェ」は正真正銘の私のデビュー作。

(毒島ゆり子は連続ドラマ)

今回はこの「ふるカフェ系ハルさんの休日」が

どのようにして立ち上がり、どのようにしてして執筆したかのお話を。

まず知らない方のため簡単に。

「ふるカフェ系ハルさんの休日」

主人公・真田ハルを演じるのは渡部豪太さん。

ハル演じる渡部さんが建築マニアのカフェブロガーに扮して

全国の「古民家カフェ」を訪れる・・・という物語。

渡部さんの他の出演者は、そのカフェがある街の素人さん達。

つまりは渡部さんと素人さんが作る地域密着型のドラマ。

初回放送は2015年8月の先ほど記したパイロット版が放送され、

翌年の2016年4月から水曜日23時から正式にドラマとして放送された。

毒島の時とシチュエーションが被るのだがこの「ふるカフェ」時と同様に、

東京マハロの舞台を観てくれた女性プロデューサー・Mさんとの出会いがキッカケだった。

舞台を観てくれたMさんは出演者・森一弥さん(12月の舞台にも出演します)の知り合いだった。

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