秋元さんの一言で揺れたお台場

ドラマ「夫婦別姓刑事」の仕事が決まるまで(決まってから?)の話(後編)
矢島弘一 2026.03.18
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前回からの続き。

打ち合わせは順調に進み

7月からは第一話の執筆に取り掛かる・・・までの話だった。

しかしそう簡単にいかないのがシナリオ作成。

「夫婦別姓刑事」に限った話ではない。

例えば数年前に書いたドラマ「コウノドリ」

第9話は35回書き直したし、

映画「六人の嘘つきな大学生」

の時は、冗談抜きで100回書き直した。

マジな話。

最後は2つのシナリオを用意して監督に

「どっちがいいか、監督が決めてください」と伝えた。

それくらい修正、、、いや、ブラッシュアップを繰り返す。

「夫婦別姓刑事」に話に戻そう。

そんなこんなで7月に第1話の初稿に取り掛かる。

この時点で、2026年2月末頃にクランクインと決まっていたので

ここである程度執筆の進め具合を逆算する。

7月 1話

8月 2話、3話

9月 4話、5話

10月6話、7話

11月8話、9話

12月10話

1月11話

と言った流れだ。

これが私が立てた執筆計画。

どの作品も1話が入念に時間をかける。

焦らず、じっくり。

もちろん、1話の最後まで書いたからといって完成ではない。

具体的なスケジュール間を書き出す。

例えば7月10日に初稿の提出日(締め切り)だとすると

7月1日〜8日 執筆

7月9日朝、見直し 午後、提出

7月10日 第二話の構成とアイデア

7月11日午前 第一話初稿打ち合わせ 午後、第二話の修正・ブラッシュアップ

7月14日午前 第一話第二稿提出

7月15日午前 第二稿打ち合わせ

序盤は私の計画通りに進んだ。

我ながらお見事に。

11月、8話に取り掛かろうとした時に

一旦ストップがかかった。

それは今回の企画者である秋元康さんからの通達だった。

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