和田と共に去りぬ

「可もなく不可もない戦争」が終わる時、まさにそんなこと考えていた。
矢島弘一 2026.06.17
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この作品は私・矢島弘一の実の家族に身に起きた事実を物語である。

30年間の歴史を5年という歳月に凝縮して戯曲にした。

この作品はもう世に出ることはない。

世に出そうとも思っていない。

人生において、これが一度きりのチャンス。

当然、私の役である一眞を誰に演じてもらうかが重要になることはわかっていた。

真っ先に浮かんだのが和田雅成だった。

浮かんだというより、もう決めていた節がある。

和田とは4年前?、水野美紀さんと一緒に作った

「2つのヒキゲキ」が最初の出会い。

この時は私の方の作品の主演が剛力彩芽さんだったこともあり

「めちゃくちゃ交わった!」的な想いはない。

次にドラマ「バントマン」。

ここでも脚本家として参加したので、現場で二度ほど会ったくらいだ。

三度目の正直。

満を辞しての和田雅成。

事務所からもありがたいお言葉をいただき出演が叶った。

インスタの配信でも言った通り、

渡辺哲さんも郁恵さんも仰っていた通り、

和田雅成はすごい俳優だ。

凄いところは語れば語るほど出てくる。

芝居はもちろん、佇まい、手が綺麗、お米が好き、

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